時には励まされ、時には反省させられと、
世界中の反響を肌で感じられるのも
ゲーム開発の醍醐味だと思っています。

私は元々アーティストだったのですが、今では以前のように開発の実作業をメインで行う事は殆どなくなり、会議に出席している時間の方が長くなっています。しかし、SNKで開発中のあらゆるプロジェクトに関われると言う意味では、責任も感じますし、実作業とは違ったやりがいのあるポジションだと思っています。また、管理がメインのポジションではありますが、各プロジェクトのミーティングにも参加していますので、アイデアの提案などは今も行っています。
どんな仕事でも苦労はあると思いますが、ゲーム開発も佳境になるとスケジュールとの戦いになり苦労が絶えません。そんな中、スタッフのモチベーションとなるのが、ゲームが完成した時の喜び、世の中に発表された時の喜び、そして何よりユーザーの方から届く喜びの声です。発表前は緊張もするのですが、時には励まされ、時には反省させられと、世界中の反響を肌で感じられるのも開発の醍醐味だと思っています。そしてその反響をすぐにでも開発に活かすべくスタッフ一丸で前進しつづけています。