Vol.03
餓狼伝説秘話 その2
大人気格闘ゲーム、餓狼伝説のここだけの話をご紹介。
【 ここだけの餓狼 その2の1 】
SNKの看板女性キャラ
「不知火舞」。なんと最初はニンジャマスターという男性キャラだったそうです。60%くらいは完成していて、実際に画面でも動いていたところ、「女性キャラが欲しい」というリクエストがあったため、女性忍者になったんだとか。特徴的な舞の尻尾も、実はニンジャマスターのマフラーの名残なのだそうです。設定が女性になった後も、色んな舞がデザインされ、今の形に収まりました。ラフの中には女戦士ライクな舞がいたりと、ちょっと面白いですよ。
【 ここだけの餓狼 その2の2 】
『餓狼伝説』シリーズの主人公テリー・ボガードと、その弟アンディ・ボガード。元々はアンディが兄という設定だったのが、なぜか途中で入れ替わったそうです。テリーが兄で良かった気がしますね。
【 ここだけの餓狼 その2の3 】
2ラインバトルという画期的なシステムを搭載していた『餓狼伝説』、実は開発当初はさらにラインがあって、すごく奥行のあるゲームだったそうです。もしそのまま開発が進んでいたら、今の格闘ゲームの常識は少し違ったものになっていたかもしれません。ちなみに、格闘ゲーム初の「ズームイン・アウト」を搭載し、キャラクターが画面いっぱいまで大きくなる『龍虎の拳』、こちらも開発当初はキャラクターが更に大きくて、接近した時は膝から下が見えなくなっていたんだとか。まさに100メガショック!ですね。
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